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Q1. |
京都競馬場の内回り2000メートルには、外回りと同じような坂がありますか? (東京都 高木幸男さんからのご質問) |
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| A. |
京都競馬場の坂はご存知のように、向こう正面から3コーナーにかけて上り坂があり、3コーナーから4コーナーへ向かうカーブが下り坂になっています。外回りコースの場合、高低差は上りが3.9m、下りが3.5mとなっています。内回りの場合、上りが2.7m、下りが2.6mです。外回りは上って坂の頂上に達するとすぐに下り坂になりますが、内回りでは坂を上りきった後、130mの平坦部分があり、それから下るコース形態です。内回りと外回り、同じ坂でも形は少し違うようです。 |
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Q2. |
ツインターボの子供について質問です。地方では、デビューしていますが、中央では、デビューの予定は、ありますか?おしえてください。 (埼玉県
逸見圭一さんからのご質問) |
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| A. |
ツインターボ、「競馬とは、ただひたすらに逃げること」そう考えているんじゃないかと思えるほど、いつもけれんみのない逃げで一生懸命走った馬でした。中館騎手を鞍上にハイペースで飛ばして後続を4馬身ちぎった平成5年の七夕賞、同じく5馬身ちぎったオールカマー、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。当時の個性派の代表格でした。ツインターボは8歳(旧齢)まで中央で走り、その後、地方の上山へ移籍、そこで現役をしばらく続けた後、宮城県で種牡馬になりました。初年度産駒は平成10年に生まれましたが、競走馬として軽種馬協会に登録されたのはわずか5頭にすぎません。この5頭のうち4頭は地方でデビューしており、1頭は所属が決まっていません。逸見さんがご覧になったのはこの4頭中の1頭だと思われます。そして平成11年生まれ、つまり今年の2歳馬ですが、残念ながら産駒はいません。なぜなら平成9年12月に種牡馬を廃用になり、翌1月には死んでしまったからです。死因は心臓麻痺だったそうです。文字通り「一生懸命」走りすぎて命を縮めたのかもしれませんね。合掌。 |
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Q3. |
競馬ゲームでは「盛り塩」はベスト体重の時に盛られていますが、実際の競馬ではどんなときに盛られているのでしょうか? (茨城県 菊地恒児さんからのご質問) |
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| A. |
競馬ゲームで盛り塩ですか・・・いまどきのゲームは描写が細かいですね。そういえば実際の競馬ではあまり見かけなくなったような気がします。さっそくベテランの調教助手さんに話を聞いてみましたところ、「盛り塩」は“馬がケガなく無事走れますように”という安全祈願の縁起担ぎ、ということがわかりました。昔はそれぞれの厩舎の大仲(厩務員さんの休憩所)に「鞍祀り(くらまつり)」という、いわゆる神棚のようなものがあり、そこには実際にレースで使う鞍や腹帯(はらおび)を祀ってあったそうです。そしてレースの日には燕麦(えんばく=馬の主食)やニンジンといっしょに塩を備えて手をあわせた後、その塩を紙に包んで競馬場へ持っていき、装鞍後に馬の腰の部分にその塩を盛って“勝負”へ送り出したということ。盛り切れなかった分は馬の脚元にも撒いたりしたそうですよ。ただ“塩は体を冷やす”という効果があるとも言われ、中には「盛り塩」を敬遠する人も少なくなかったといいます。
話をしてくれた調教助手さんは「今じゃ○○厩舎の△△さんがやってるぐらいかなぁ・・・」なんて言ってましたけど、どうなんでしょう。しばらくは気にしてパドックを観察してみようかと思います。
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Q5. |
ゲート入りの時、長いつり竿のようなもので馬の足元をつつく仕草をしていますが、大概の馬はいやがって後ろ足を蹴り上げています、あの動作は馬を速くゲートに入れるのに役立っているのでしょうか? (東京都 高木幸男さんからのご質問) |
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| A. |
こちらのご質問は、私、北野あづさが発走委員の方にお尋ねしました。
まず、長い釣り竿のようなものは「追い鞭」といいます。少々長くなってしまいますが、「追い鞭」を説明する前にゲートのことをお話させて下さい。
馬は、本来とても臆病な動物です。草食動物ですから、捕食動物から身を守るために速く走れるようになったのはご存知かと思います。このような性質から、ゲートのような狭いところに入ることは、馬にとってとても怖いことなのです。
でも、馬は記憶力が良く優しい素直な動物ですから、牧場やトレーニングセンターで練習することでその恐怖心を克服することができます。その練習方法は、まず狭いところを通ることから始めます。そして、ゲートに近づき怖くないことを覚えさせます。ゲート(発馬機)に慣れ始めれば、前後の扉を開けた状態で枠入れして、通過させたり立ち止まったりといった訓練を行います。それが出来れば、前扉が閉まっている状態で枠入れして、ゲートの中で動かずに立っていられるように「駐立」の練習をします。ここまで出来るようになったら、今度は「発進」の練習をします。ゲートが開く音に驚かないで、しかも騎手の指示どおりに素直にスタートができるように更に練習を行います。
それらのことが出来るようになるまで何日も、何週間もかけて練習する訳です。そして、トレーニングセンターでゲート試験(発走調教審査)を受けて、合格すれば晴れて競走馬の仲間入りができるのです。
初めにも書きましたが、馬は臆病な動物です。実際に競馬場でのレースともなると、周りの雰囲気も変わり、多くのファン、その歓声・・・馬にとっては、驚いたり怖くなったりするのも無理はないことなのです。パニックになってしまい逃げ出したくなる馬たちも少なからずいるはずです。そんな時に、いつもなら素直に枠入りできるのに、ご質問の「枠入りを嫌がる」といった駄々っ子みたいな行動をとる馬もいるわけです。
よく見ていただければ分かると思いますが、ゲートにいるスターター(発走委員)は決して最初から「追い鞭」を使っている訳ではありません。まず、枠入りを嫌がる馬の後ろから声をかけたり、手を広げたりして入るように促します。もちろん、騎手も自分の言うことを聞くように、足やステッキを使って馬に指示をします。それでもダメな時は、ロープを使って押したり、尾っぽを引っ張ったりします。そこで入ればいいのですが、中には反抗して後肢で蹴ったりする馬もいます。馬にとっては、嫌なことをさせられるのですから反抗する気持ちもわかるのですが、速やかにゲートに入らないと、他の馬は長い時間ゲートの中で待っていなければなりません。そこで、長い鞭を持ったスターターが「練習してきたことを忘れたのか!ゲートの中に入るんだよ、ガンバレ!」の意味をこめて、軽く鞭を使って馬を励ましたり、時として叱ったりするそうです。決して、馬をいじめている訳ではありません。励まされてゲートに入った馬には、ご褒美として「よくガンバッタな!」の意味をこめて、愛撫(撫でたり軽くたたいたり)することも忘れません。
長い釣り竿の使い方は、以上のとおりです。もし、これで納得いかないのでしたら、是非、再度ご質問をお寄せください。
もう1つだけ付け加えますと、ゲートで「追い鞭」を持っているスターター(発走委員)は、馬を愛するプロフェッショナルの人たちです。何十年も馬と付き合って、日頃トレーニングセンターではゲート練習に立ち会っています。馬を決していじめる目的で鞭を使っている訳ではありません。
競走馬は、レースに出てこそ競走馬です。競馬の日、ゲートの傍にいる人たちは、少しでも良い状態で馬たちがレースに臨めるよういつも願っているのです。ですから、スタンド前の発走のときは、騒がないようにしましょうね。
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Q6. |
去年の武蔵野Sの優勝馬、サンフォードシチーは今どうしているのでしょう?引退はしていないようですが・・・ (埼玉県 古川亜紀さんからのご質問) |
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| A. |
デビュー時からダート路線を歩み、着実に実績を積んでステークスウイナーにまで昇りつめたサンフォードシチーですが、昨年秋のあの活躍は、5歳だったことを考えれば立派の一語。JCダート2着には正直驚いたファンも多かったのでは…。さて、そのサンフォードシチーの消息ですが、栗東の安達調教師に伺いました。現在は北海道の日進牧場で休養中、すでにキャンター程度の乗り運動は消化しており、まもなく厩舎に戻ってくる予定だそうです。休養明けのレースにどこを使うかは未定だそうですが、過去4回、休養から戻ってくるたびに、成績をステップアップしてきた彼、今後も楽しみですね。
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Q7. |
JRAと公営競馬の交流が盛んですが、JRAの馬が公営競馬の交流戦に出走する際、出走枠より多い登録があった場合どのような基準で選ばれるのでしょうか。やはり獲得賞金順なのですか。 (千葉県 鈴木裕之さんからのご質問) |
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| A. |
お尋ねの「地方競馬指定交流競走」の出走条件ですが、
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1) |
基本的には収得賞金の順に選ばれます。(収得賞金とは初出走以後獲得した賞金の総額=総賞金とは異なり、500万下とか1000万下というクラス分けをするための賞金で、一定の計算方法で算出する賞金のことです) |
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2) |
ただし、ご質問のように、出走枠より多い登録があった場合、通算の収得賞金に過去1年の収得賞金を加えた金額の多い順に決定されます。 |
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3) |
これでも決まらない場合は総賞金の多い順で決定されます。 |
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また、交流競走のうち重賞競走の場合は、 |
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1) |
G1(2歳G1を除く)優勝馬または過去1年間のG2、G3、2歳G1優勝馬に優先出走権が認められています。 |
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2) |
この条件で出走可能頭数を超過した場合は、過去1年間のG1、G2、G3で獲得した収得賞金の多い順になります。 |
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3) |
これでも、頭数を絞りきれない場合は通算の収得賞金に、過去1年間の収得賞金を加えた金額の多い順に決定します。
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Q8. |
過去に枠連の払い戻し100円になったことはあるんでしょうか? (神奈川県 磯村隆夫さんからのご質問) |
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| A. |
JRAによると、この件に関してデータベース化が終了しているのが昭和61年までということで、コンピュータで検索できる範囲(昭和61年以降)では枠連の払い戻し100円という記録は残っておりません。それ以前の記録はレース結果を逐一調べないとわからないと思われ、その量も膨大なため残念ながらここではお答えできません。
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なお、昭和61年以降の枠連最低配当は110円で3回出ています。 |
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昭和61年 1月25日 1回東京1日 第1レース アラブ4歳上 3−5 出走6頭
昭和62年11月 7日 3回福島3日 第2レース アラブ3歳 4−5 出走5頭
昭和63年 7月 2日 1回札幌7日 第1レース サラ3歳 2−4 出走5頭 |
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また、単勝式の最低配当は100円で過去10年だけとっても22レースで23回(1着同着で100円になったケースが2レース3点)出ており、今年もすでに2回、9月1日と16日に、ともに札幌で出ました。馬連の最低配当は130円で、馬連が始まった平成3年以降3回出ています。 |
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Q9. |
こんにちは。はじめて質問させていただきます。
レースでハイペース、スローペースといいますが、各距離によって目安がちがいますよね。
1200m、1600m、2000mの目安ってどれくらいのタイムなのですか?
よろしくお願いします。 (東京都 寺地義幸さんからのご質問) |
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| A. |
ペースというのはレースの前半と後半のラップを比較して、前半の方が早い場合をハイペース、逆に前半が遅い場合をスローペースと呼ぶのが基本的な考え方です。
そこで2000mのレースを例に説明しましょう。勝ちタイムが2分02秒0の場合、前半1000mのラップが60秒0ならば後半1000mのラップは62秒0ということになります。前半のほうが2秒速いわけですから「ハイペース」ということになります。また、勝ちタイムが1分58秒の場合、前半が同じ60秒0でも、後半が58秒ですから逆にスローペースということになります。前後半のラップタイムがあまり違わない場合は平均ペースです。
では、前半と後半のラップの差が何秒ならハイ(スロー)ペースとか何秒以内なら平均ペースと呼ぶのかというと、必ずしも統一された指標があるわけではなく、競馬専門紙の場合、各社でばらつきがあるそうです。(2000mレースの場合、どの専門紙もプラスマイナス1秒前後を目安に、前後半の差が1秒以内を平均ペースと呼んでいるように思われます。)
従って、中間のラップが何秒以下ならハイペースとか何秒以上ならスローペースというような目安になるタイムがあるわけではありません。1200mのレースなら前半の600mと後半の600mを比較し、1600mのレースなら前半の800mと後半の800mでラップを比較すればいいわけです。
ところで、レースを考える上でなぜペースが問題になるのでしょうか?
それは、ペースを考えることが競走馬個々の能力を考える上で大きな手がかりになるからです。たとえば、前半速いペースで進んだレースで、先行馬が総崩れとなり後方から差して来た馬が勝ったとします。その中で先行して上位に粘った馬がいれば、たとえ勝てなくてもその馬は、「強い競馬をした」といわれます。なぜならレースの前半でハイペースについてゆくスピードを発揮し、なおかつ、後半も一貫してそのスピードを維持し続けたと考えられるからです。このような馬は身体能力だけでなく、勝とうとする闘争心・精神力に優れている場合が多く、やがては勝って上の条件に上がってゆきます。ですから、ハイペースのレースで先行した1頭がそのまま勝ってしまった場合、その馬は、そこに出走した馬の中では力が違っていたといってよいでしょう。平均ペースやハイペースのレースでは、このように個々の馬の総合的な能力がはっきり出るのが特徴です。スローペースのレースでは、前半に楽をしている分、どの馬も余力を残していますから、最後の直線に向いてからの瞬発力勝負になるのが特徴です。馬の瞬間的なスピードの絶対値には限界がありますから、弱くても前にいる馬が勝ち、能力的には上の馬でも後方でレースをしたため追い込んで届かない、というケースが多々あります。人気薄の逃げ馬が残って万馬券というのは、大体がこのケースです。だから、スローペースのレースでは馬の総合能力は判断しにくい場合が多いのです。
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Q10. |
安藤勝巳騎手に代表されるように、地方競馬所属のジョッキーが中央開催で中央の馬に騎乗していることが見られますが、地方競馬所属のジョッキーは、誰でも中央開催で中央の馬に騎乗することができるのでしょうか?
それとも、なにか条件があるのですか? (千葉県 今 圭一郎さんからのご質問) |
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| A. |
地方競馬所属の騎手が中央で騎乗するには短期免許が必要です。現在は、交流レースが数多くあり、地方馬に騎乗する地方の騎手は免許登録部からその馬の出走する日の一日免許の交付を受けています。従って、その日の他のレースに騎乗依頼があれば乗れることになっているのです。
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Q11. |
いつも気になっていることなんですが、勝負服は何人もの騎手で使い回しているのでしょうか?また、1馬主あたり何着ぐらいあって誰が所有・管理しているのでしょうか? (東京都 中西卓さんからのご質問)) |
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| A. |
ご存知の通りJRAの勝負服は馬主さんによってデザインが決まっています。勝負服に使える色は13色、模様が14通り。すべてはこの組み合わせで作られています。当然、馬主さんの数だけ勝負服のデザインが存在するわけですから、今の時代、もはや勝負服に斬新なものを望むのは不可能かもしれませんね。
さて、その勝負服ですが基本的にはきゅう舎が管理しています。たいていは大仲(従業員の休憩所)の押入れなどに整理されていることがほとんどですね(写真1)。毎週木曜日に出走馬が確定すると騎手は騎乗予定の馬がいるきゅう舎へ出向き、自分の着る勝負服を受け取り、自ら競馬場へ持って行きます。また、所属の騎手がいるきゅう舎ではその騎手がまとめて持っていって調整ルームでそれぞれの騎手に渡します。そして競馬が終わると検量室脇に併設されたランドリーで洗濯してきゅう舎に持ち帰るのですが、なかには開催中ずっと競馬場に置いたままにしておくものもあります。1つのきゅう舎で同じ馬主さんの馬が複数いる場合は必然的に出走回数も多くなるのでそのほうが便利だから、というわけです。このように1枚の勝負服が何人かの手を渡り歩くわけですから取り違えや紛失のトラブルも無きにしも非ず。これを未然に防ぐために首の後ろの部分には馬主さんの名前ときゅう舎名が刺繍されています(写真2)。
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写真1 |

写真2 |
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それから“1馬主あたり何着ぐらいあるのか”ということについては所有馬の頭数に大きなバラつきがあるので一概には言えないでしょう。新しく勝負服を作る場合、きゅう舎ごとに業者に発注する形をとることが多いそうですが、中には馬主さんがまとめて作ってきゅう舎に配るところもあるということ。ちなみに生地はサテン(光沢のある薄くて軽い素材)とエアロ(風の抵抗を抑えて体にフィットする素材)が主流で、値段はエアロの方が少々高めだそうです。また、この2種類の生地の勝負服を持って比べるとかなり重さに差があることがわかります。騎手は減量が必要な場合、サテン地の方を好んで着るようですね。 |
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Q12. |
先日、浦和競馬で、ワイド配当28万6620円の大穴がでましたが、もし、誰も買っていない組み合わせで決着した時、払い戻しはどのようになるのでしょうか? (千葉県 永田
正樹さんからのご質問) |
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| A. |
誰も買ってない組み合わせで決着した場合、購入したすべての人に「特別払戻金」(略して「特払い」)という競馬法に定められた規則が適用されます。特払いでは100円に対して70円が払い戻しされることになっています。ご存知の通り、勝馬投票券(馬券)の払い戻しはあらかじめ競馬会が売得金の25%を控除した上で、残りのお金を的中者に払い戻しています。ですから、75円が払い戻しされるべきではないかと思う方もいると思いますが、実際には端数は切捨てられますから70円ということになるのです。中央競馬では昭和46年の福島で単勝式の的中者がなく特払いとなって以来、こうした事例はないそうです。
では、現実には考えられませんが、ひとつの組み合わせしか売れておらずそれが的中だった場合はどうなるのでしょうか。この場合は、競馬法で「券面金額を払い戻す」と決められており「100円元返し」となります。したがって、この場合は控除率の25%は適用されないということになります。実を言うと控除率25%というのは、馬券の種類ごとの売特金に対し、的中と不的中の比率によって少しづつ変動する関数計算になっており、すべて一律ではないのです。あくまで、平均値と考えたほうがよいでしょう。控除率および払戻金の計算方法について詳しくお知りになりたい方は、JRAのホームページのFAQをご覧になることをお勧めします。
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Q13. |
ダンンツシアトルの近況を教えて頂けないでしょうか。宜しくお願いします。 (KEIIINNNさんからのご質問) |
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| A. |
阪神大震災のため京都競馬場で行われた平成7年の宝塚記念。その優勝馬がダンツシアトル。日本で活躍した(多分最初の)シアトルスルー産駒で、1歳下にタイキブリザードがいました。そのタイキブリザードと激戦を演じ、見事G1の栄冠に輝いたのでした。ダンツシアトルは平成9年に日本軽種馬協会に買い取られて種牡馬となり、3年間九州で供用された後、昨年は北海道静内で、さらに今年は青森の七戸種馬場で供用されました。今年は7月末現在で29頭に種付け、その後21頭の受胎が確認されているそうです。来年はまた静内で種付けをするそうで、この11月4日には静内種馬場に無事入厩したそうです。人間で言えば「転勤」ですね。まだまだ元気いっぱいのようです。
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Q14. |
はじめまして、私はかれこれ10年以上視聴しています。単純な質問で恐縮ですが”中央競馬ワイド中継”及び”中央競馬ハイライト”の放送開始はいつだったのでしょうか? (東京都 河西 貴博さんからのご質問)
今、ワイド中継は土曜日と日曜日に放送しているのですが、本当に日曜日だけの時期もあったのですか。また分かる範囲内で結構ですので、その当時のキャストも教えてください。 (栃木県 定岡 朋佳さんからのご質問) |
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| A. |
私たちの「中継」「ハイライト」はともに大変な長寿番組になりつつあります。正確に言うと、「中央競馬ハイライト」(土日とも)の開始が昭和59年4月、「中央競馬ワイド中継」(日曜)は昭和60年4月、更に「中央競馬ワイド中継」(土曜)は昭和62年4月に始まりました。最も遅れて始まった土曜の「中継」も来年春には満15年を迎えるわけです。
そんな中で、小林皓正さんは「ハイライト」だけを放送していた時代から司会者として出演を続けられています。長岡一也さんは土曜の「中継」が始まった時から、宮嶋さん、北野さんもすでに10年出演しています。解説陣については記憶があいまいな部分もありますが、松沢さん、松本さんは日曜「中継」番組開始当初からのメンバー、及川さんも一時出演が中断した時期はありますが当初からのメンバーだったとおもいます。このほか、9月で中継から退かれた阿部幸太郎さんや沖田政輝さん、ヒロ高島さんなどが当時のメンバーでした。昭和61年に短期間ではありますが、土曜日のレース展望のために金曜日に「ハイライト」を放送した時期がありました。柏木さんはその金曜「ハイライト」がテレビデビュー、宮崎さんは土曜の「中継」が始まってしばらくしてから出演されるようになりました。
ちなみに、制作スタッフ、技術スタッフは総勢30名程ですが昭和59年当時を知るメンバーはわずか数名。そんなわけで、解説者の出演時期については記憶に誤りがあるかもしれません。その点についてはご容赦ください。(内輪で、このネタ結構盛り上がったんですけど、出演者本人も覚えてなっかたりするんですよ。)
とにかく今、ディレクターとして第一線で頑張っているスタッフのほとんどが出演者に怒られながら競馬を学び、番組作りの腕を上げていったといっても過言ではありません。そういう意味では、人は変われど年々歳々番組がパワーアップしてこれたのも出演者の方々の多大な協力があったから、と言えると思います。本当に感謝、感謝、ですね。これからも番組が続く限り、ファンの皆様に喜んでいただける良質な「競馬中継」をめざしてスタッフ、出演者一丸となって頑張っていきたいと思いますので応援をよろしくお願いいたします。
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Q15. |
血統とか、あまりよく分からないのですが詳しく教えてください。 (埼玉県 島田 隆史さんからのご質問) |
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| A. |
一口に血統といってもその範囲はとても広いので、まずは血統に興味を持ってもらえる本をご紹介します。まず、私が血統や競馬に深くのめりこむ原因となった本、山野浩一さんの「最新名馬の血統
全面増補改訂版」(明文社)。3代始祖(ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリーターク)から著名馬をくまなく、エピソードをまじえながら紹介した“血統本の傑作”だと思います。ただ、かなり前(1982年)の出版なので内容が現在では古くなっています。
そして、同じく山野浩一さんの「伝説の名馬 1-4」(中央競馬ピーアール・センター)。これは、レーシングプログラムに連載されていたので、内容がスマートにかつ、1頭について詳しく書かれています。
血統というものは、掘り下げればとても難しいものですから、まずはサラブレッドの歴史を知ってもらえればと思います。昔の名馬の逸話などは今では考えられないようなことが一杯あります。そんなところから入って、興味を持つことができれば、次のステップへと進めばよいと思います。
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Q16. |
年度代表馬の選考基準ってなんですか? (埼玉県 島田
隆史さんからのご質問) |
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| A. |
そろそろ年度代表馬選考の時期になりましたね。
選考方法、選考基準は次のようになっています。年度代表馬及び各部門の最優秀馬は、いずれも記者投票の3分の1以上の得票を持って決定されています。得票数が3分の1に達する馬がいない場合、最も得票数の多かった馬についてのみ、選考委員会(新聞や放送など関係別の記者クラブの代表者8名で構成)で審議し決定されます。
尚、投票委員は、各競馬記者クラブ加盟の人で3年以上の経験者、及び競馬専門紙協会の加盟社代表(各社5名)に限られています。
去年は、296名が投票していました。
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Q17. |
コクトジュリアンの出ていた競技会はいつどこであったものなのでしょうか?
「解説者の小部屋」北野さんの文章を読んでビックリしました。いつのまに競技馬になって、デビューまでしてたんですね!飛ぶ姿、見たかったなあと思いました。
引退後、静内の千代田牧場にいるときに会いました。そのときは何にもしてないで1日パドックでのんびりしているという話でした。競技会出場ということはその後乗馬クラブに移ってトレーニングされたのだと思うのですが、現在はどこにいるんでしょうか?クラブがわかれば出てきそうな競技会もあたりがつきそうだな、と。見に行けるくらい近場であればいいんですが(^^; (神奈川県 石井
紀子さんからのご質問)
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| A. |
すみません。遅くなりました。コクトジュリアンのオーナーさんとクラブの社長の了解をいただき、コクトジュリアンのことをいろいろ教えてもらいました。
コクトジュリアンは、現在栃木県小山市にある小山乗馬クラブにいます。今年の2月に入厩してきました。競走を引退してから、オーナーの方が種牡馬にするかどうかとても迷ったそうですが、お嬢さんが乗馬をしていることもあって、競技馬として、第二の人生を歩ませることを決めたそうです。
乗馬としての調教をされ、今年の9月に競技会デビューしました。成績はあまり良くはありませんでしたが、その後にも10月、11月と続けて競技会に出場しました。いずれも栃木県にあるロイヤルホースライディングクラブで行われた試合です。
今後の競技出場の予定は未定だそうです。まだまだ競技馬としては、新米のコクトジュリアンですから、調整をしながら今後の予定を決めていくそうです。
乗馬クラブでの彼は、とても誇り高く、その反面神経が細かく、強い調教をした後は、飼い食いが悪くなることもあるそうです。
クラブには当然、友達馬がたくさんいるのですが、他の馬に対しては、牡には厳しく、牝にはやさしいところがあるそうです。好き嫌いははっきりしているとのことです。
競走馬は7歳、8歳になるとそろそろ引退といわれますが、乗馬ではその年齢はまだまだ若手。20歳になっても現役で競技に出ている馬もいるくらいです。コクトジュリアンは現在9歳、これから競技経験を積んで、大きい競技会で活躍してくれるといいですね。(北野あづさ)
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Q18. |
本馬場入場の時の曲についての質問なんですが、東京、中山、新潟、福島の競馬場で流れている曲は同じなのですが、以前に行った札幌と小倉の競馬場で流れている曲が同じでした。その他の競馬場は行った事がないのですが、どのような曲が流れているのでしょうか?ちなみにG1の入場曲は関東と関西で違いますよね?一般レースなども関東と関西で違うかと思っていたら札幌と小倉で同じ曲が使われていたので疑問に思い質問してみました。よろしくお願いします。 (埼玉県 大塚
恵雄さんからのご質問)
本馬場入場時にかかる入場行進曲ですがどなたが作曲されたのでしょう?そして各競馬場で、ファンファーレが違うように、入場行進曲も違うのでしょうか?この曲がとっても大好きなので、教えてください。 (東京都 松本
延子さんからのご質問)
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| A. |
うーん、入場行進曲ですか。レースを盛り上げる演出効果を考えれば、競馬場に通う「現場派」のファンにとっては結構気になるところでしょうね。JRA広報部の方から競馬場ごとの使用曲の一覧表を頂きましたので、それをそのままここに載せます。今後の参考にしてください。 |
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東京・中山 |
京都・阪神 |
札幌・函館 |
福島・新潟 |
中京・小倉 |
一般入場行進曲
(作曲者) |
「白馬のギャロップ」
すぎやまこういち |
「炎のウイナー」
鷺巣詩郎 |
「炎のウイナー」
鷺巣詩郎 |
「白馬のギャロップ」
すぎやまこういち |
「炎のウイナー」
鷺巣詩郎 |
| 特別入場行進曲 |
「パドック・マーチ」
すぎやまこういち |
「サラブレッド・マーチ」
渡辺岳夫/鷺巣詩郎 |
「サラブレッド・マーチ」
渡辺岳夫/鷺巣詩郎 |
「パドック・マーチ」
すぎやまこういち |
「サラブレッド・マーチ」
渡辺岳夫/鷺巣詩郎 |
| 重賞入場行進曲 |
「クロマティック・マーチ」
すぎやまこういち |
「ドラマティック・ワン」
鷺巣詩郎 |
「ドラマティック・ワン」
鷺巣詩郎 |
「クロマティック・マーチ」
すぎやまこういち |
「ドラマティック・ワン」
鷺巣詩郎 |
| G1入場行進曲 |
「グレードエクウス・マーチ」
すぎやまこういち |
「ザ・チャンピオン」
鷺巣詩郎 |
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| 一般ファンファーレ |
すぎやまこういち |
宮川 泰 |
鷺巣詩郎 |
服部克久 |
川口 真 |
| 特別ファンファーレ |
すぎやまこういち |
宮川 泰 |
鷺巣詩郎 |
服部克久 |
川口 真 |
| 重賞ファンファーレ |
すぎやまこういち |
宮川 泰 |
鷺巣詩郎 |
服部克久 |
川口 真 |
| G1ファンファーレ |
すぎやまこういち |
宮川 泰 |
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ちなみに、ファンファーレと東京・中山で使われている入場行進曲がセットで収録されたCDが発売されていますのでご紹介します。タイトルは「KING
OF TURF 中央競馬のファンファーレ2001完全盤」(UPCH-1111)。買いたい方は競馬場のPRコーナーかレコードショップで探してみてください。 |
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Q19. |
検量室などで、馬からおりた騎手からゼッケンやステッキを受け取っている方がたくさんいらっしゃるのですが、あの人たちはどんなことをしているのですか?アルバイトの方ですか?私もやってみたいのですが、どうやったらなれるのでしょうか。教えてください。 (埼玉県・吉田
みきさんからのご質問) |
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| A. |
「バレット」のことですね。彼らの仕事は主に競馬開催日におけるジョッキーの身の回りのお世話が中心です。まず一番大切な仕事は鞍の準備をすること。レース発走の70分前には装鞍が始まりますから、それに間に合うように鞍を用意して、いつでもジョッキーが検量できるようにします。このバレットの存在がなかったころ、ジョッキーは自分の鞍は自分で準備していましたから、1日に10鞍も乗る人気ジョッキー達はさぞやたいへんだったことでしょうね。今はこの空いた時間をリラックスタイムにあて、ジョッキールーム(休憩室)で新聞を読んだりレースリプレイを見たりしている姿をよく見かけます。
そのほかにも鞭やゴーグルなどについた砂を落としてきれいに磨いたり、ヘルメットに枠色のキャップをつけたり(これを間違えると大変!)など雑務がたくさん。細かい気配りができなければ務まらない仕事と言えるでしょうね。
彼ら、彼女らはそれぞれのジョッキーとの契約で働いています。ほとんどは日給制のアルバイトという形態をとっているようですね。“どうやったらなれるのでしょうか”というみきさんからのご質問ですが、実際のところ今バレットとして働いている人たちの多くは競馬関係者であることがほとんど。たとえば調教師の息子さん、お嬢さんであったり、厩務員として働いていた経験があったり、マスコミ関係者とのツテがあったり。じゃあ、どうすればいいの?ということになってしまいますが、たとえば後藤浩輝騎手のように雑誌のコラムやホームページで一般募集したという例もあるので、こまめに情報をチェックしておくことは必要ですね。
バレットという仕事はいわゆる“縁の下の力持ち”。決して表に出ることはありませんが、あるバレットの女性は「自分の担当するジョッキーが勝ったときはとてもうれしいし、逆にスランプのときはいっしょに落ち込んでしまう・・・」と話してくれたことがあります。つねに危険がともなう“勝負師”の傍らで仕事をするというのは、ほんとうに大変なこと。アルバイトとはいえ責任は重大なのです。
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Q20. |
追い切りの時に付けているゼッケンの数字には 何か意味があるのでしょうか? (神奈川県 金井
隆さんからのご質問) |
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| A. |
私たちにとって当たり前のことでも、あんがいファンの方には「え、なんで?」という疑問は結構多いんでしょうね。質問にお答えします。
調教ゼッケンは単純に人間が馬を見分けるために必要なのです。東西のトレセンにはそれぞれ2,000頭前後の競走馬が常時入厩していますし、登録総数なら10,000頭前後います。毛色や流星の模様だけではとても馬を見分けることなど出来るものではありませんよね。だから、中央競馬の場合、競走馬は登録された段階でゼッケン番号を割り当てられるのです。そして、これらのゼッケンは馬場入りする場合には必ず装着するよう義務づけられています。
ゼッケン番号は基本的には五十音順につけられることになっており、馬の年齢によって色分けされています。ゼッケンの色は、たとえば美浦トレセンの場合、年が明けて3歳になる馬は黒地に橙色(栗東は黒地に白)の文字で番号を表示します。また4歳以上の馬は黄色地に黒い(栗東は白地に黒)文字で表示されます。また、春先になると次々に2歳馬が入厩しますが、これは緑地に橙色(栗東は緑地に白)の文字で表示されます。このほかに特殊調教ゼッケンというものがあり、G1競走やG2で3歳G1のトライアル競走に登録した馬が、登録したときからレースまでの一定期間に限って使うことになっています。色は紫紺地に黄色文字、牝馬限定競走の場合は海老地に黄色文字となっています。
私たち取材する立場のものにはトレセンの事務所からゼッケン表が配布されますが、このゼッケン表はなくてはならないものになっています。トレセンで取材する報道関係者は馬がコースに入ったときにゼッケンを見て何がこれから調教をするのかを知る手立てとしているのです。バリバリのオープン馬ならともかく、新馬デビュー前の馬などが初めてコース入りするときなど、ゼッケン番号がなければとてもじゃないけどその馬が何かなどわからない、というわけです。
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