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新しいチャンピオン像を意識させられる今日この頃です。
秋の天皇賞を勝ち、芝とダート両方のG1馬となったアグネスデジタル。エリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーは、ドバイWCで米国の強豪キャプテンスティーヴを脅かした女王。つまりは、芝でもダートでも等しく走れる存在こそチャンピオンという姿が日本でも見られる時代に入ったということです。
ブリーダーズCのダート戦に出走するため欧州から米国に遠征するケースは度々あり、芝が主流の欧州馬でもやればやれるのかという思いはありました。しかし、目に見えて、芝しか経験のない馬がダートに出るようになったのは、最近のこと。1996年に創設されたドバイWCが、ナドアルシバのダート2000m。これとそのサポートレースに出走する欧州馬の存在は少しずつ、目につくようになってきました。
第2回のジャパンCダートに出走するフランスのキングオブタラ、ドイツのアエスクラップの2頭は、ダートは未経験です。日本まで遠征してきて、しかも初体験のダート戦に挑戦するのです。
こうした姿は、今後多く見られるようになるかもしれません。
因みに、キングオブタラのドゥーメン調教師は、去年の中山グランドジャンプにボカボカを連れてきて2着しています。
一方のアエスクラップの父はアカテナンゴ。ジャパンCでドイツに初の栄冠をもたらせたランドと同じ父親です。
何等かの手掛かりがあるからこそ来日したのでしょうし、ダート初挑戦を敢行するのでしょう。レースの選択肢を広げることで、可能性を追求する姿がそこに見えています。
こうした世界の競馬事情を背景に、ジャパンCダートを走る芝のG1馬クロフネへの注目の度合は強くなるばかりです。結果如何では、世界が見えてくるからです。
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