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明らかに時代が動いた今年の有馬記念でした。そこに、秋の天皇賞馬もジャパンC優勝馬もいなければ、強い3歳世代の菊花賞馬が勝っても、終わってみれば、それが自然の成り行きとも受け取れました。
多くがテイエムオペラオーを支持したのはノスタルジアだったのか。競馬にも、いや、競馬だからこそ、そうした思いがあったのでしょう。
とにかく、テイエムオペラオーもメイショウドトウも、ターフを去ることになりました。1年半という期間は、それ自体、大して長くもないのに、過ぎてしまえば、2頭の天下は長かったという印象が残りました。
21世紀最初の1年は、私たちが望む姿に一歩踏み出した1年でした。ジャパンCその年のダービー馬が初めて勝利したことで、そのまま世界へ直行してほしいという欲求が生じ、その感情に火を注ぐ香港国際G1での日本馬の3連勝という快挙。じっとしていられない思いでその次が頭に浮かんだのではないでしょうか。
国際競走の持つ魅力、それを知った今、ワールドワイドでしか答えは出せないという観念からぬけ出せなくなりました。
広く世界を見るとき、ドバイ、香港、シンガポールといったアジア圏の活気に触発されます。この中で特に、香港、シンガポールは日本を1つのモデルと見てきた地域です。
これら地域の最近の成功ぶりを見て、日本も負けてはいられないという思いになってしまうのは、どういうことでしょう。
ただ、日本には、それらの地域と異なり、馬産という大きな問題をかかえています。国内のバランスを考えながら、少しずつ世界のステージにという目標に向かわなければなりません。レースのレベルが高くなることと、馬産の経済環境が改善されることとが、両輪となって前進していかなければならず、新しい年の大きなテーマとして見ていくべきでしょう。
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