スタッフの四方山話 第142話
文・坂井 優吾
『サラブレッド・カンタービレ!』
 
立冬を迎えたというのに、日中は心地よい陽気が続いていますね。枯れ葉は風に舞い、踊っているかのようです。芸術の秋、クラシックが似合う季節となりました。
 
クラシックといえば、漫画やドラマで爆発的人気の『のだめカンタービレ』。カンタービレとは、「歌うように美しく」という意味です(「のだめ」は主人公の名前、野田恵の略)。私もすっかりはまってしまいました。ドラマでは、クラシックの名曲がストーリーを盛り上げています。耳に残る、しかしながら落ち着いて聞いていられるようなメロディーに、癒されたりもします。
 
音楽の持つ役割は、想像以上に重要です。
 
例えば、GIレースの本馬場入場のマーチやファンファーレが流れただけで、気分が高揚してきますよね。ビッグレースへの期待も、ともに高まります。
関西のGI本馬場入場のテーマは、『ザ・チャンピオン』。作曲したのは、今年3月に亡くなった、宮川泰さんです。宮川さんといえば、『宇宙戦艦ヤマト』のテーマで有名ですよね。ちなみに、宮川さんのご子息、彬良(あきら)さんは、『マツケンサンバ II』を作曲した方です。才が才を産む。まさに、音楽界のサラブレッドですね。
東の曲は、『グレード・エクウス・マーチ』。作曲したのは、『ドラゴンクエスト』シリーズの音楽で知られる、すぎやまこういちさんです。すぎやまさんは、中山・東京の平地戦全ての本馬場入場・ファンファーレを担当しています。
 
そのすぎやまさんがお書きになった曲で、『キング・オブ・ターフ』という曲があります。
実はこの曲、現在では使われていないのですが、昨年秋の中山開催まで、競馬場の開門と同時に流れていた曲なのです。私はこの曲が好きで、今でも携帯電話の目覚まし機能に使っています。
現在、中山競馬場(パークウインズ時は定かではないですが)の開門直後のBGMは、松本英子さんが歌う『喝采』という歌です。『喝采』と聞いて、多くのスタッフ・出演者は「『喝采』って言ったら、ちあきなおみしか知らない」と言っていましたが……。
この歌も悪くは無いのですが、やはり私は『キング・オブ・ターフ』の方が好きですし、朝の競馬場に似合っていると思っています。すぎやまさんの奏でる、そのメロディーからは、栄冠を勝ち取った競走馬の勇壮さや疾走感が伝わってくる、そして、曲だけなのにとてもドラマティックな旋律だと……、そう思うのです。
ジャパンカップが終われば、開催は中山に戻ります。朝の中山競馬場、あの曲がもう聴けないのかと思うと寂しいですが、暮れの大舞台で誕生するであろう「キング・オブ・ターフ」に、割れんばかりの「喝采」を送ろうではありませんか。競馬は、いよいよ佳境を迎えます。
 
ところで、ドラマ『のだめカンタービレ』の中で玉木宏さんが演じているのは、「千秋真一」という天才指揮者。
ちあきなんですか?私も「ちあき」ですけど……?そうですか!、玉ちゃんも「ちあき」なんですね!そういえば、ドラマの中で、「千秋様、ステキ〜」とか言われてるの見てても、何だか知らないですけど、私自身、悪い気はしないですね。私も玉ちゃんみたいにカッコよくなってモテたいですね〜!
 
「何言ってるんだよ、玉ちゃんのイメージが崩れるだろ!」(S藤氏)
 
「ちあきなら、玉ちゃんと言っても、せいぜい玉袋筋太郎だな」(K口氏)
 
「ち〜あ〜き〜!身の程を知らんか、このダァーホ!もうクビやな!」(K原氏)
 
「ちあきのクセに生意気な……」(T中氏)
 
「……そんなこと言ったって、もう、手遅れですって……」(S山氏)
 
……と、言われることでしょう……。想像するに易いです。輪唱のように連呼されるに違いないです……。大合唱団ですよ。さながらオーケストラですよ。
 
いわんや、『もうだめカンタービレ』においてをや。
(2006.11.07)

スタッフの四方山話 第143話
文・根本 尚章
『祝!今野忠成騎手JRA初勝利!』
 
11月12日、GIのウラの東京競馬のメイン、オーロCで、川崎競馬所属の今野忠成(こんのただなり)騎手がダイワバンディットに騎乗して、ついにJRA初勝利を挙げました。中央競馬のファンにはあまり馴染みがないからなのか、全く人気がなかったですね・・・。2着のコイウタも大井の内田博幸騎手騎乗でしたし、南関東のファンにはたまらない結果でした。
 
さて、この今野騎手ですが川崎競馬ではいつも大活躍!!まだ若いのですが川崎競馬の騎手会長さんでもあります。ひとことでいうと「川崎競馬の顔」といったところでしょう。川崎での連対パターンは好位抜け出しと、3コーナーからのマクリが多いように思います。直線の追い比べでは本当に負けない印象がありますね〜。今野騎手と内田騎手の叩き合いなんかは見ごたえ充分で、まわりのおじさん達もかなり熱くなって応援しているのを良くみかけます。
 
JRA初勝利となったダイワバンディットの騎乗は早めに先頭に立つ競馬でしたが、個人的には東京コースで直線ごぼう抜きの騎乗もみてみたいものです。なにしろ「追える」騎手ですから。ともかく、機会があれば中央競馬でもバンバン乗って欲しい騎手です。
 
話は変わりますが、川崎競馬のパドック横で売っている「やきそば」についてご存じでしょうか? いたって普通のソースやきそばなんですが(確か400円だったような気が・・・)なにしろひじょ〜に量が多いんです!!! 一度食べてみてください!!! おでん(こちらは確か各種100円)と一緒にたべたら、も〜満腹もいいところで、馬券思考回路は下がりっぱなし・・・。さすがにこれでは調子が出ないと思ったところで、気分転換をかねて10分100円のマッサージチェアーに座ると、これがまた気持ちがよくて結局30分も動けなくなったりするんです。それで、お金が減ったらまた今野騎手にまかせれば・・・・などとかなり都合のいい話ですが、それでも今野さんはいつも期待に応えてくれるジョッキーなんだよな〜!!!
 
ともあれ、まだまだ応援していきたい騎手なんです。がんばれ!!!今野騎手!!!
(2006.11.21)

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