重賞の扉 第21回 長岡一也
「神戸新聞杯」
<レースの傾向>
菊花賞トライアル。2000年に本番まで中3週という日程になり、ここをステップにして勝つ比率が高くなった。
ダービーで上位を占めた人気馬が手堅く、特に3着以内馬が出走した場合は、まず大きく崩れることはない。夏のローカル重賞で好走した馬が出走したときにはマークしたい。
中京の2000メートルでも、これまでと基本的には一緒と考えていい。穴馬には、強い先行脚質を。
 
<今年の対策>
とにかく、2冠馬メイショウサムソンが順調だ。自在性である程度先行もできるのが強み。慎重になりすぎたときに他馬の食い込みを考えたい。
その点、アドマイヤメインは展開をリードできるので有力だ。この距離なら逆転も。ドリームパスポートは、折り合いをつけて差すという、このコース向きの脚質が面白い。
ダービーの1〜3着馬が優位で、押さえにはラジオNIKKEI 賞2着のソングオブウインド

2,11,13,16 でいずれかのボックス馬券。

 
(2006.09.22)

重賞の扉 第22回 長岡一也
「スプリンターズS」
<レースの傾向>
今年から国際GI競走に。拡大されたグローバル・スプリント・チャレンジの効果から、外国馬の存在が大きくなった。中山の芝、コース適性がどうかがカギ。日本馬はサマー・スプリント・チャレンジで夏の牝馬が活躍したあとで、そのままの勢力図とは言えない。中山の急坂という難関を乗り切るには、それなりの適性が求められる。先行馬以外に、差し、追い込みでマイル重賞実績のある馬を一頭は捜しておきたい。
 
<今年の対策>
日本のスプリント陣は、やや手薄。去年の優勝馬、香港のサイレントウィットネスが復調してきた。力まかせに先行する豪州のテイクオーバーターゲットともども、日本の馬のレベルを考えると圏内に入る。英国のレザークは、来日してからの調子が目につく。迎え撃つ日本勢からは、春のチャンピオンのオレハマッテルゼに、もつれたときに差し脚のチアフルスマイルを。

3−7−13−14−16のいずれかの馬券のボックス。

 
(2006.09.29)

重賞の扉 第23回 長岡一也
「毎日王冠」
<レースの傾向>
秋の天皇賞、マイルCSのステップレース的意味合いが強く、過去、GIで連対実績があるとか、重賞2勝以上とか、ある程度の成績は必要。1番人気のみならず、上位人気馬も苦戦する難解なレース。
 
芝1800メートル実績馬が妙味ある。休養組が主力だが、この馬場は人気の先行馬は苦しい。今年のポイントは、久々に実績のある3歳馬の取り扱いだ。
 
<今年の対策>
天皇賞で狙いたいダンスインザムード、マイルCSで期待したいロジックがいるが、1800メートルの瞬発力という点からは、カンパニーが面白い。流れは緩いと予想され、この馬向き。
距離のベストはマイルでも、東京向きの脚質のアサクサデンエンが意欲的なトレーニングを積んで、今後を含めて注目。
ダンスインザムード、それにロジックは実績面で無視できない。もう一頭、3歳馬マルカシェンクを押さえ。まだ底を見せていない。

4ー7ー8ー10ー12いずれかのボックス。

 
(2006.10.06)

重賞の扉 第24回 長岡一也
「秋華賞」
<レースの傾向>
ローズSからの出走が圧倒的に良績を残している。よく分析すると、ここで連対を果たしているもの、GI戦で連対してローズSに出走しているもの、夏以降に古馬相手に連対してローズSに出ていたものに分類される。
これはかなりはっきりしていて、これ以外といえば、オークスからぶっつけで出走するものと、1000万クラス以上で古馬相手に好走したものぐらいだ。
 
<今年の対策>
直線がフラットな京都の内回り、スピードがフルに生きるコースだ。ローズSで抜群の切れ味で先行馬を捉えたアドマイヤキッスは、勝ちタイムも申し分なく中心馬に。
キストゥヘヴンは、前走の牡馬相手の健闘から期待していいが、1番枠をどうこなすかが問題。
アサヒライジングも実力馬、折り合いさえつけばこのコースは有利のはず。シェルズレイフサイチパンドラ、オークス馬カワカミプリンセスは押さえに。

9中心で1ー4ー5ー12ー16のボックス。

 
(2006.10.13)

重賞の扉 第25回 長岡一也
「菊花賞(GI)」
<レースの傾向>
有力な前哨戦、神戸新聞杯の結果をどう評価するかがポイント。今年は春と勢力図に変化が見られないので、あくまでも脚質と距離適性を重視することになる。
過去、実績で見劣る馬で大駆けしたものの大半は、長距離で実績を残している馬。それも、ある程度先行できて粘れるタイプ。春の京都新聞杯組の中に長距離で活気が出そうなものを捜すのもひとつの考え方。
 
<今年の対策>
例年より速い京都の芝で、メイショウサムソンがどう戦うか。スローペースを前々の競馬で積極的に走ってほしい。スタミナ勝負の方が合ってるからだ。
展開をリードするアドマイヤメインの大崩れはなさそうだが、これよりも立ち直ったマルカシェンクの切れ味が魅力。一応上記3頭の三つ巴に、押さえには菊花賞のテーマ、長距離血統の馬を。トーホウアランアペリティフの京都新聞杯1、2着馬に注意。

1ー5ー7ー12ー14でいずれかのボックス。

 
(2006.10.20)

重賞の扉 第26回 長岡一也
「天皇賞・秋(GI)」
<レースの傾向>
GIでの実績が重視されるが、特に連対を果たしたことがあるかどうかは重要なポイントに。それに、芝のマイルの実績も物を言う。秋の天皇賞はマイル戦に通用するスピードと切れ味が生きることが多い。
広いコースなので、流れに乗って前々でレースの出来る馬か、差し馬なら長くいい脚を使えるもの。例えば2000メートル以上で差し切ったことがある馬ならいい。
 
<今年の対策>
このメンバーだとペースは速くなりそうもない。マイル重賞実績のある馬、血統面ではサンデーサイレンスの血を持っているものを。
マイルGI・2勝のダンスインザムード、外枠で流れに乗れるダイワメジャーもマイル実績があり有力馬に。3歳の勢いからアドマイヤムーンもSSの血が入っている。
そしてコスモバルクも潜在スピードでは右に出るものがない。押さえには距離得意のサクラメガワンダー

3−4−8−14−15でいずれかのボックス。

 
(2006.10.27)

重賞の扉 第27回 長岡一也
「アルゼンチン共和国杯」
<レースの傾向>
平成9年に日程が2週繰り上がって11月の第一週に移った。以来、難しいメンバー構成になっている。
この9年間で初重賞制覇が5頭、前走で条件戦の芝長距離を走って1000万クラス以上で1着したもの、重賞で3着以内に入ったものが一応の目安に。53キロ以下の軽ハンデ馬が、毎年のように連対を果たしているのに対し、ハンデ頭の苦戦が目につく。押さえに回すぐらいがいいだろう。
京都大賞典組は、斤量の変化と上がりタイムに注目し、着順よりもこちらを重く見たい。
 
<今年の対策>
天皇賞でかつて3,4着をハナ差で競り合ったことのあるアイポッパーとトウショウナイトが、一応の圏内。
これに重賞勝ちのあるウインジェネラーレが久々を叩かれて加わる。後は、ステップアップをはかる上昇馬と、軽ハンデが魅力の2頭、チェストウイング、アドバンテージを加えてみたい。

1−4−5−9−11のボックス馬券を。

 
(2006.11.03)

重賞の扉 第28回 長岡一也
「エリザベス女王杯」
<レースの傾向>
秋華賞が平成8年に設立されてからの4年間は、エリザベス女王杯までのローテーションが中2週だったが、その後、中3週になり、3歳馬の成績が上がってきた。
秋華賞組は2着まで、府中牝馬S組なら3着まで、牡馬混合GI戦なら5着までというのが一応の目安に。さらには、京都コース2000メートル以上での連対実績のあるものも上位入線の資格があると言える。
 
<今年の対策>
ペースは速くならず、差し馬同志の切れ味勝負となりそう。無敗の3歳馬カワカミプリンセスが斤量有利を生かし一歩早めに動き、これを去年と同じローテーションのスイープトウショウが、直線一気に迫るという展開になるだろう。
この2頭に割って入るとすれば、3歳馬。先行するアサヒライジングと追い込むアドマイヤキッス。どちらも順調に来ている。押さえには、コースが合い崩れのないサンレイジャスパー
1−3−8−13−16のいずれかのボックス。
 
(2006.11.10)

重賞の扉 第29回 長岡一也
「マイルCS」
<レースの傾向>
京都外回りのマイル戦、中距離重賞で速い上がりを出した馬向きのレースが多い。ただ、前半の速めの流れが緩むことなく、後半もそのまま厳しいペースというケースもあり、その場合は末脚勝負タイプは不発に終わる。いずれにせよ、出走馬の中で一番上がり3ハロンで速いタイムをマークできたものが勝利に近いレース。
先行押し切り型の天皇賞馬の存在は、今年のレースが追い込み一辺倒には苦しいことを示している。
 
<今年の対策>
去年の1、2着馬では、ダイワメジャーハットトリックを今回は一歩リードしている。積極的に先行し緩みないペースで2連勝したダイワメジャーが、同じようなレース運びをするので、好位にいるダンスインザムードは戦いやすい。
ハットトリックに去年ほどの勢いが感じられないので、思い切って伏兵狙いが可能。スーパーホーネットデアリングハートマイネルスケルツィを。
 
2−7−10−11−18のいずれかのボックス。
 
(2006.11.17)

重賞の扉 第30回 長岡一也
「ジャパンカップ」
<レースの傾向>
東京の芝2400メートルの適性を考えるのが第一。秋の天皇賞組が一番の実績を残している。ローテーションを見ると、上位入線馬のほとんどが10月以降のレースを走ってからここに出走している。ハーツクライにとっては不利なデータと言える。
しかし、最も重視するのは実績。3歳馬ならクラシックの成績を、古馬なら春秋の天皇賞・有馬記念の成績にしぼって考えられる。外国馬は、速いタイムに適応する馬をピックアップ。
 
<今年の対策>
通常考えられるのは、ディープインパクトハーツクライの対決というシーンだが、中7週のディープを4ヶ月ぶりのハーツより上位に。
この一戦にくい込めるのは、5歳馬より3歳馬を。タイムが速すぎると不安だが、ペースが落ち着きそうなので成長途上のメイショウサムソンが有力。外国馬は、このレース2度目のウィジャボード。去年よりはるかに調子は上だ。
 
6から1−3−11へ3連単。
 
(2006.11.24)

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